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ハロウィンというイベントが
いつ頃日本に入ってきたか知らないが、
微妙な感じでうすーく定着して久しい。
確かに目鼻をくりぬいたカボチャのアイテムは、
店舗のディスプレイや、
印刷物のデザインエレメントには使いやすい。
この季節を表現する為の素材としては、
以前より紅葉などが定番であるのだが、
それだと和風に傾斜し過ぎで、
洋風のものが欲しかったところに
おあつらえ向きではあったのだろう。
行事としてはそっくり定着したとはお世辞にも言えず、
デザインアイテムとして雰囲気作りに使われる程度で、
アメリカなどでは行われる、子供たちが仮装してお菓子をもらいに家々をまわると言ったような事は、
当然のことながら全く定着せず、一部の若者の間でささやかにパーティが行われる程度であろう。
そう言えば私が子供の頃、
お盆に地区の初盆を迎えた家々に御仏前の不祝儀を持って回り、かわりにお菓子を貰ったものだった。
普段は好き放題にお菓子が貰えた訳でもなかったので、結構それなりに嬉しかった。
もともとハロウィンはカトリックと収穫祭とが結びついた行事だった為もあるが、
最初から商業主義の匂いがする事もあってか、定着は難しかったと思われる。
また正直「かぶれている」臭もあったのではないか。
今日、以前にも書いた広々とした芝生公園に行ったのだが、
そこで自分の子にネコバスの着ぐるみを着せ、またご丁寧に仮面までつけさせた母親を見た。
この時期には珍しくかなり気温が上がり,暑いぐらいであったにも関わらず着ぐるみとはね。
まさに「かぶれている」という言葉が自然とわき上がって来たとしても不自然ではあるまい。
帰りにカメラバッグを見に行った電気店では店内アナウンスで、
「さあ、今日は待ちに待ったハロウィン!」などと連呼していた。
「誰が待ちに待ってたんだよ」
「だいたいカボチャと言えば冬至だろうが」などと呟いていた私は昭和の男ですか?
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